スタジオ アーキタンツ10周年記念公演 11月24日 25日


「トキ」 世界初演

コンセプト:津村禮次郎

演出・振付:小尻健太*

音楽:平本正宏

出演:酒井はな 山田勇気 山崎文香 小尻健太* 津村禮次郎
(*小尻健太の『尻』の本来の表記は「尸に丸」)

2006年に、新潟・佐渡のトキの再生を願い、自然の威力と生命力への賛歌をテーマに創作された、能楽師津村禮次郎による能作品を下敷きに、元ネザーランド・ダンス・シアター1の気鋭の舞踊家、小尻健太*が、舞踊作品として大胆に再構築!




津村禮次郎(つむら れいじろう)
観世流緑泉会代表 重要無形文化財(能楽総合)保持者。社団法人日本能楽会・社団法人能楽協会会員。大学在学中に観世会に所属し、女流能楽師の開祖、津村紀三子に師事。1969年観世流師範。’74年に緑泉会会主。’91年重要無形文化財保持者に認定される。古典能の公演のほか指導者として若手の育成につとめる。また新作能、創作的活動も多く、異ジャンルのアーティストとの活動も積極的に行っており、コンテンポラリーダンサー、振付家のアレッシオ・シルヴェストリン、森山開次らとも共作、共演している。


小尻健太*(こじり けんた)
(*小尻健太の『尻』の本来の表記は「尸に丸」)
舞踊家、振付家。ローザンヌ国際バレエコンクールの受賞をきっかけにヨーロッパへ渡る。モナコ公国モンテカルロバレエ団、ネザーランド・ダンス・シアター2(NDT2)を経て、日本人男性として初めてNDT1に入団。エック、フォーサイス、ナハリンなどの作品に出演。特にイリ・キリアン作品で高い評価を得る。キリアン退団と共に2010年にNDTを退団し、現在は、シルヴィギエムイブニングやキリアンファンデーションをはじめ日本とヨーロッパで様々なダンスプロジェクトに出演。'10年より、児玉北斗(ヨーテボリバレエ)、山田勇気(元Noism)とともに、日本を拠点にproject POINT BLANKを立ち上げ振付家、ダンサーとして活動。'12年より、ゲストダンサーとしてNoism1に参加予定。